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「ダ・ヴィンチ・コード」(文庫本) 感想その1 [うさぎの本棚]

先日、上中下3巻をあわせて150円でgetしてきたダン・ブラウンの「ダヴィンチ・コード」(角川文庫)。もっと早く読めばよかった。めっちゃツボでした!
映画化されてあんだけ話題になってたのに、映画も見てなきゃ原作の小説も読んでなかったんです。
だって、マスコミの絶賛を信じると期待はずれ終わる傾向があるので、飛びつかないようにしていたのです。出版社の宣伝戦略にのせられて、お代を損したと思うと、ものすごくむなしい気持ちになってしまうので。

さて、TVで見るたび「なんであんなものがあるんだろう?」と疑問だったルーブル美術館前のガラスのピラミッド・・・あれは美術館の入り口だったのか。ピラミッド自体は造形として悪くないんだけど、後ろの建物とはどうにも不釣合いなので、歴史的なものと現在的な建造物の対比を意図したにしても、フランスの人は調和というものを考えなかったのかと疑いたくなりました。やっぱり地元でも賛否両論のようですね(笑)。

そのルーブル美術館でおきた事件にいきなり巻き込まれた宗教象徴学の教授・ラングドン。事件現場に突然現れた司法警察暗号解読官ソフィーと共に美術館の館長が残した不可解なメッセージを解き明かしていくことになります。一つ解くと、また次の謎が二人の前に提示される仕組み。
ダヴィンチの絵にこめられたメッセージ・象徴・アナグラム・黄金率・・・こういうものが好き者はたまらないですよ~~~。

ソフィーは捜査の指揮をとっているファーシュ警部に従わずに、警部が事件の犯人だと思い込んでいるラングドンと逃走しちゃったので、二人はフランス司法警察の追跡をくぐり抜けながらの謎解きです。何度も追っ手がすぐそこまでせまり、スリリンングな展開の連続です。窮地を切り抜ける手段も痛快で楽しいです。
それと平行して、あるものを手に入れようと画策する修道僧の行動が描かれます。厳格な戒律にしたがう修道僧が人を殺めてまでも手に入れようとするものは何なのか?その理由は?

巻頭に『この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている』と書いてあります。それだけに歴史の話や象徴といった薀蓄も興味深いです。小説の形をとって、「あるもの」にかかわる秘密(←バチカンにとって、とても都合が悪い内容)を世間におおっぴらにしちゃったともいえます。おそらく映画化も意識して。
途中、「宗教象徴学が専門のラングドンがその図形や文字にすぐ気がつかないのは不自然なんじゃ?」とか、「あるもの」が最終的にどこにあるのか半ばで(するどい人はもっと早い段階で)わかるとかいう突っ込みの余地はあるものの、久しぶりに楽しめた小説でした。

まだ書きたいことはあるけど、喉が痛いので、今日はここまで~。


コメント(2) 
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コメント 2

みみちゃん

こんにちは。
俺は映画で見て、「これは敵わない」と思いました;;;。
( ↑ 一応俺もモノ作りのはしくれなので)

もともとこの小説にあるような学説は、昔からあったんですよねえ。
この作者が独自で考えたものではありません。
ただ、その編纂と、ドラマへの落とし方がすばらしい。

この作品は、アガサ・クリスティ原作の
映画のほうの「オリエント急行殺人事件」と並んで、
俺の中で絶対に超えられない作品です;;;。
by みみちゃん (2008-10-28 22:19) 

うさぎりんご

みみちゃんさんは映画をご覧になったんですね。
私も今すごく見たいです~~~!映画見るのと読書だと、読書のほうが好きなんですけど、映画だと話のなかに登場する場所が全部見られるもの。

≫その編纂と、ドラマへの落とし方がすばらしい。
同感です~。
薀蓄の中には他の本で読んで知ってた内容もあったけど、どんな頭脳があったらあんなふうに物語に仕立てらるだろうと感心しきりでした。

by うさぎりんご (2008-10-30 01:06) 

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